大学生活が始まると、多くの人がアルバイトを検討しますが、「何から始めればいいの?」「自分に合ったバイトってどう見つけるの?」と考える大学生も少なくないでしょう。アルバイトはお金を稼ぐだけでなく、社会経験やスキル習得の場にもなります。このコラムでは、初めてバイトを探す大学生に向けて「バイトの探し方」「探す前に準備しておくこと」「探し方の手順」を解説します。自分にぴったりのバイトを見つけるヒントとしてご活用ください。
大学生のためのバイトの探し方

大学生になると、アルバイトの幅も広がりさまざまな選択肢が増えます。楽しさや時給の高さ、シフトの組みやすさなど人によって重視するポイントは異なりますが、初めてアルバイトをする大学生のために、バイトの探し方を紹介します。
自分に合うバイトを見つけたい、効率よく稼げるバイトを探したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
求人サイト、アプリ
求人サイトやアプリでは、手軽にアルバイトを探せます。求人サイトやアプリでは、働きたい場所や条件を絞って検索できるので、自分に合ったバイトを探しやすいでしょう。スマホでいつでもバイトを探せる手軽さも魅力の1つです。
一方で、情報がありすぎてどのバイトがいいかわからない、実際の労働環境がわかりにくい状態のまま申し込んでしまうなどのデメリットもあります。
求人誌
求人誌とは、街中に置かれているフリー冊子のことです。求人サイトやアプリよりも選択肢は狭まりますが、その分選択肢が多すぎて迷ってしまう時間を減らせます。求人誌は高時給特集、シフトの組みやすい仕事特集など、特集が組まれていることも多いので、自分がバイトを探す際の条件に合わせて選んでみてもいいでしょう。
店頭の張り紙や大学の掲示板
店頭の張り紙や大学の掲示板からも、バイトを探すことは可能です。いつもよく行く店舗にバイトの求人が出ているなら、そこへ申し込んでみてもいいでしょう。馴染みのある店舗なら働きやすく、通いやすいため長く続けられる可能性があります。
お店に実際に足を運んで店内の様子などもチェックできるので、労働環境を確認しやすい点も魅力です。
また、大学の掲示板では学校が認めたバイト先を掲示していることが多く、安心して申し込めます。
知人の紹介
知人の紹介でバイトを探す方法もおすすめです。知人の紹介であればどのようなバイト先なのか、仕事内容などもわかりやすく、安心して働きやすいというメリットがあります。
店舗にとっても、紹介であれば信頼しやすく、初めてのバイトでも採用される可能性が高まるでしょう。
バイトを探す時に準備しておくこと
大学生がバイトを探す際に準備しておくことを紹介します。長く続けられるか、どんな条件で働きたいかなどをしっかり考えておきましょう。
自分の興味、関心を知る
自分が何に興味、関心があるかを知っておくことで、バイトを探しやすくなります。
自分が興味、関心があるジャンルであれば、初めてのバイトでも楽しみながら長く働き続けられるでしょう。
反対に、興味がない分野で時給など条件だけで選んでしまうと、楽しくない、辛いと感じてすぐに辞めてしまう可能性もあります。
バイトの経験は将来就職活動で役立つこともあるので、それを見越して自分がやりたいことを見つけておくことは大切です。
条件を考えておく
バイトを探すうえで、条件を考えておくことは大切です。「こんなはずじゃなかった」とならないために、以下の条件を明確にしておきましょう。
・時給
・勤務地(沿線、エリア)
・勤務時間
・仕事内容
時給が低いと、長時間シフトに入っても思うように稼げず、お金で悩んでしまうかもしれません。また、自宅や大学から遠いエリアを選ぶと通うのが大変になってしまいます。
授業後や授業前などに入りやすいかどうかも、事前にしっかりチェックしておきましょう。
仕事内容も重要です。同じ飲食店でもホールなのかキッチンなのかによって、業務内容は異なります。自分が向いていると感じること、やってみたいことを明確にしておくことが大切です。
バイトの目的を考える
なぜバイトをする必要があるのか、目的を明確にしておくことも大切です。
部活に必要なのか、友人と旅行をしたいのか、おしゃれな服が欲しいのか、留学がしたいのかなど、大学生がお金が必要な理由はさまざまです。就職活動に役立てたい、将来役立つスキルを身につけたいなどの理由でバイトを始める大学生も多いでしょう。
自分にとってバイトをする理由が明確であれば、バイトの種類を選びやすくなるだけでなく、面接でもアピールしやすくなります。また、働き始めてからのモチベーションの維持にもつながり、長く楽しみながら働き続けられるはずです。
例えば、飲食店でのホールの仕事は接客やマナーなどが身に付きます。キッチンでの業務は、将来自立したときの料理や掃除などのスキルが身に付くでしょう。
一方で、大学生の段階からプログラミングなどの就活で役立つスキルが身につくバイトをすることもできます。塾講師など、教えながら自分も成長できる仕事を選ぶこともおすすめです。
バイト探しの手順

バイト探しの手順は、まず勤務地を考え、仕事内容を決めてから条件に合った仕事を絞り込んでいきましょう。細かな手順を解説します。
まず、勤務地選びは重要です。自宅や大学から近く、通いやすい場所を選びましょう。大学近くであれば授業終わりにシフトに入りやすく、自宅近くであれば休日でも足を運びやすくなります。また、定期券内であれば、交通費を気にすることなく通えるので、立地を重視することを忘れないようにしましょう。
次に、自分の興味関心に合った仕事を探していきます。飲食店、アパレル、塾講師など、自分がどのような仕事にやりがいを感じるかをよく考えて探すことが大切です。働き始めてからのモチベーションの維持のためにも、自分が楽しいと思える仕事を考えてみましょう。
最後に、条件をもとに絞り込んでいきます。興味関心がある仕事でも、シフトに入りにくい、時給が低いなど条件が悪いと働き続けるモチベーションを維持できません。勤務地、仕事内容以外にも重視したい条件から絞り込んでいきましょう。
まとめ
大学生のバイトの探し方を紹介しました。バイトはさまざまな選択肢がありますが、自分に合わないバイトを選ぶとすぐに辞めてしまったり、モチベーションが続かなかったりしてしまいます。ですが、勤務地や時給などの条件をきちんと絞り込み、自分がどのような仕事にチャレンジしたいかを明確にすることで、自分にぴったりの仕事を見つけることが可能です。
求人サイトや知人の紹介など、さまざまな探し方があるので、信頼できるバイト先を見つけられる方法を考えてみましょう。
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